そんな未来が待ち遠しい。

そんな未来が待ち遠しい。

  2020/12/29  
     
 

 

 

「そこまで深く考えないで、開催してしまいました」

 

 

 

長老・西尾市議たちの“言い訳会見”

 

深く考えなくても、今、宴会を開催すれば世間からどう見られるか、小学生でもわかる。

 

しかも、「コンパニオンを呼んだのは、感染防止策の一環だった」と。

 

バカじゃなかろうか(いや、バカなんだろう)

 

一体、この人たちは、コンパニオンをなんだと思っているのだろうか。

 

西尾市長にいたっては、この宴会の冒頭、挨拶だけして退席したというから驚いた。

41歳の若手市長に市民が何を求めているのかわかっていない。

 

 

 

この一年。

 

深く考えない政治家の発言や行動に振り回されてきた。

 

この人たちが考えるのは、政局と保身のことばかりなのだろう。

 

経済か感染防止策という究極の選択の中で、政局が優先されるのだから、たまったものじゃない。

 

このコロナ禍の中、突然お辞めになられた前総理大臣は、秘書に責任を押し付け、私は何も知らなかったとペコペコと頭を下げ、現総理大臣のガースーに至っては、リーダーシップが発揮できていない(ないのかもしれない)。

 

 

この国は大丈夫なのだろうか。心底心配になる。

 

今年は、春の入学式、夏の花火大会、秋のお祭り、冬のクリスマスパーティーや忘年会はすべて、中止となった。

 

来年もまた、この繰り返しになるかならないかは、ワクチンの有無よりも、リーダーと呼ばれる人たちが発揮する真のリーダーシップにかかっているといっても過言ではないが、政治家にそれを求めるのは酷かもしれない。

 

 

 

ジャニーズ事務所の嵐が、年末で活動を休止する。

 

いつ、活動が再開されるかなんて、今から考えたところで詮無い話ではあるが、そのころには、当然、コロナなんかなくなっていて、活動休止のころは、コロナで大変だったよねと懐かしむような、そんな未来が待ち遠しい。

 

 

 

 

未曽有の一年が、いつものように暮れていく。

 

まだ、しばらく戦いは続きそうだ。

 

でも、大丈夫。

 

 

 

泣きながら生まれてきた僕たちは、たぶんピンチに強い―。

 

 

 

 

 

 

 

今年も一年、ありがとうございました。

 

みなさま、どうかご無事で。

 

 

 

   

 

 

 

  林 正寛