またぞろ噴出した政治とカネの問題。

あの人たちに品格を求めても仕方が無いにしても、反面教師という言葉さえ知らなかったとみえる。

たとえ知らなくとも、ずいぶん前に時計が止まったままになっていないか考えなかったのだろうか。

「国民の信頼回復に努めたい」とか「引き続き職責を果たしたい」とか。

―　バカも休み休み言え。

今回の「裏金」工作は、実に質が悪い。

悠長なことなど言っていられないはずだが、あの人たちの時計の針はどうしても進まないようだ。

以前、このブログで、今の若者たちにこんな世の中しか残してやれなかったことを申し訳なく思うと書いた。

大人たちが懸命に働いてもこの国は良くならないのだ。

働いた分たくさん給料がもらえ、「普通」ではない「特別」を求めて人生を選択できた私の時代と違い、今は「普通」が上級クラスになってしまっている。

豊かとはいえないだろう。

明日への不安、未来への不安を抱える今の若者たちがこの政治家たちの体たらくをどう見てどう感じているのだろうか。

もういい加減、まじめにやってもらいたいが、無理だろうなあ。

まじめといえば、父を反面教師にコツコツと勉学に励んできた我が息子は、来春から社会人デビューする。

林家は、初代こそ造醬油家業をしながら銀行や郵便局を興すという山っ気のある人だったが、その後は能吏が続き、祖父も父も勲章をいただいた。

そこに私が現れ、一気に林家の株を下げることになってしまったのだが、息子は林家の株価暴落を食い止めた。

さすが我が息子。

ご先祖の面々もさぞや安堵され、良き年末をお迎えのことだろう。

ところでみなさま、年末年始はどのようにお過ごしになられるご予定でしょうか。

ご家族やご友人と一緒ですか。

彼女と彼氏とゲームですか、それともカラオケですか。

贅沢に一人焼肉もイイですね。

来年こそは、地球上から戦争がなくなり、誹謗中傷がなくなり、いじめがなくなり、すべての人が平和に暮らせますように。

今年も１年間ありがとうございました。