54歳のから騒ぎ(辞任、辞任、不倫)

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54歳のから騒ぎ(辞任、辞任、不倫)

  2017/12/13  
     
 

今年の流行語大賞も決まり(今年の流行語が決まった時点で、その流行語はすでに色褪せてしまっているのは毎年のことであるが)、年末が近づいてきた。

 

今年1年を振り返れば、話題の中心にはいつも女性がいた(ような気がする)。

 

 

1月は、ブルゾンちえみが登場し、新鮮な新ネタで笑わせてくれた。

 

ところが2月は一転。18歳の若さで旅立ってしまった私立恵比寿中学の松野莉奈との寂しい永遠の別れが待っていた。

 また、2月は、堀北真希が引退し、私は、長い堀北ロスに突入した。

 

3月、小倉優子がせっかく「こりん星」から戻ってきたのに、4月は、佐々木希が連れ去られてしまった。

家に佐々木希が居る生活ってどんなだろう…。

 

そして、浅田真央と宮里藍が引退を発表するという寂しい幕開けになった5月。

 

6月は、豊田真由子が「このハゲー」で笑わせてくれたと思ったら、野際陽子と小林麻央が旅立ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

松居一代の戦慄のYouTubeで始まった7月は、稲田朋美辞任、蓮舫辞任、今井絵理子不倫。

 

8月は、伊達公子が引退を発表。

 

 

私の堀北ロス脱出の鍵を握っていた武井咲が突然、遠くへ連れ去られため、私は、さらに心に大きな痛手を負ったものの、斉藤由貴の不倫相手のパンツかぶりのおかげで、少しだけ元気を取り戻せたが、しかしその矢先、山尾志桜里の不倫発覚で失望し、そして、安室奈美恵の引退発表に、あらためて「永遠」という言葉をかみしめた9月。

 

豊田真由子が「ハゲ」の祟りでスベった10月の衆院選。

 

11月には、あっという間に幕が下りた小池劇場の支配人小池百合子が希望の党の代表を辞任した。

 

 

そんな今年も12月。

 

私の増え続ける体重と地球の重力に逆らえなくなったお腹は去年の比ではない。

 

 

来年こそはダイエットに挑戦して細マッチョのカラダに戻し、もうひと花咲かせてやろうと、一人てっちり鍋をつつきながら意気込んでいると、どう見ても70は過ぎているだろう店のオバチャンが、目をパチパチさせながら近づいてきて、

 

「お兄サン、男前やね。これ、私から」

 

と、ヒレ酒のつぎ酒をカウンターにトンっとおかれた瞬間、から騒ぎに過ぎない現実を突き付けられたようで、ちょっぴりブルーな気分になった

54歳の誕生日。

 

 

 

 

いま君だけを見つめてる

出会った春も

はしゃいだ夏も

泣いた秋も

寄り添い歩いた冬も

君が好き

 

 

 

 

 

  林 正寛  
     
     

株式会社アスキット・プラス

 

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