この世で悪い行いをした人は、「地獄」へ落ちる。

良い行いをした人は「天国」に行ける。

普通の行いの人は「中国」へ行かされるという。

若干の不安はあるが、地獄はないと思う。たぶん…。

天国はちょっと無理っぽいので、消去法で行くと、やはり中国か。まぁ、中国であれば御の字だろう。

問題は、中国の空気の悪さである。

例の「PM2.5」とかいう大気汚染。直径が2.5㍃（㍃は100万分の1）㍍以下の微小粒子状物質なので、花粉用マスクやサージカルマスクでは防ぐことができず、肺の奥まで入り込む。

気管支炎やぜんそくの原因になるといわれていたが、この度、世界保健機構が発がんリスクがあることを発表した。しかも5段階の危険度の内、最高レベルに分類した。

ニュースでハルビン市内の様子がテレビで映されていたが、大気汚染での曇り方が尋常でない。

これはかなりオソロシイ。

中国とは、歴史的文化的つながりは深く、良くも悪くも影響力は強い。これまで様々なものを日本にもたらしてきた。

今後も、そういった関係は続いていくのだろうけど、健康に不安を感じるような事態は国際的にもよろしくない。

全世界をあげて改善に努めていかなければ、中国本土はもちろん、世界に健康被害が及んでしまう。

思えば、鳥インフルエンザも中国発であるし、何年か前に流行し、世界保健機構が世界規模の警報を発令した重症急性呼吸器症候群（サーズ）も中国発だった。

食の安全性を危惧するニュースも多い。

どうやら、死んだのちも健康的に暮らそうと思えば、どうも中国は不安である。

だとすると、やはり天国を目指すしかない。

しかし、人生において「善」が「悪」に追いつき、追い越さなければ天国にはいけない。

今のところ周回遅れの感が強い。

間に合うだろうか…。