絶滅危惧種。

絶滅危惧種。

  2013/09/10  
     
 

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男性向けの腕や足の毛をそる機器や頭皮・顔のマッサージ器が売れている。

「今の時期はハーフパンツをはいて足を見せることが多いので」と、週23回、シェーバーですね毛を処理するという25歳の男性。

 

 <自分の体毛が気になると答えた男性>

20代 55%  30代 50%  40代 43

(カミソリの貝印調査。20136月)

 

「ひと昔前は体毛が男らしさの象徴だったのが、ツルツルした肌を保つことに美意識が変化している」らしい。

 

今から「日本男子」を絶滅危惧種に認定して、しっかりと対策を立てていかないと、何十年か先には「日本男子」という人種がいなくなってしまうのではないか。

 

少子化問題については、かなり深刻である。

しかし、この「ツルツル」の記事を読んでからは、あきらめ気分の方が強くなってきた。

少子化については、いろいろな社会的、経済的要因があり、政府はその対策に本腰を入れようとしている(?)が、事の根本は、この「ツルツル」にあるんじゃないのか。

 

「足を見せることが多い」からと、すね毛をそるような男性に、女性は自分の将来を託すだろうか。

 

「ツルツル、素敵!」と女性は思うのだろうか。

 

そんな男は、逆風に向かって平然と立ち尽くすことができるのだろうか。

 

仮に 「ツルツル」が目の前に現れて、「お父さん、娘さんをください」などと言おうものなら、知ってる限りのプロレス技をかけた上で塩を振ってお帰りいただく。

 

こんな男に限って、結婚できない理由を社会のせいだ、国が悪いと別の何かに置き換えるのだろう。

 

日本男子よ、どこへ行く…。

 

 

 
  林 正寛  
     
     

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