悔しい。
2014/10/16 | ||
10月15日朝刊のスポーツ欄から3つの「悔しい」記事。
サッカー日本代表がブラジルに0-4で惨敗した。 ネイマールひとりに軽くあしらわれ、日本はまったく見せ場がなかった。
本田選手のコメント。 「悔しい。でもこれが現実」
プロ野球クライマックスシリーズのファーストステージ。 レギュラーシーズンでソフトバンクと優勝を競り合い、最後は悔し涙を流した2位オリックスが、今度は3位の日本ハムに敗れ、ファイナルステージへ進めなかった。
森脇監督のコメント。 「選手には今日の悔しさがしっかり胸に刻み込まれると思う」
フィギュアスケート男子、高橋選手引退会見。 高橋選手の演技力は日本男子フィギュア界の風景を一変させ、空前のブームを巻き起こした。 高橋選手のコメント。
過去の全日本選手権の光景を振り返り、 「女子が終わった後の男子のフリーで観客の人数がガクッと減った。すごく悔しかった」
高橋選手は、この悔しさをモチベーションにしてがんばってきたという。近年ではどの会場も満員になる。
そして、日本のフィギュア界は、高橋の前と後では大きく変わったと言わしめた。
オリックスの森脇監督は、悔しかったシーズンをこう表現した。
「来年にステップアップするための貴重な時間が流れた」
現実を受け止め、悔しさを胸に刻む。
そのときは辛いだろうが、引き換えに手に入れたものは大きい。
悔しさは明日への力となる。
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林 正寛 | ||