のり弁当。
2014/04/11 | ||
お昼ご飯に天神橋筋商店街にある、気に入りのうどん店に行った。 1ヶ月ぶりくらいかもしれない。
釜揚げうどん280円が美味しい。 これにシャケのおにぎり120円を付けるのが私の定番。
いつものように釜揚げうどんを注文して、おにぎりを取ってレジで400円をトレーに置く。
すると決まってレジのお姉さんが言う、「400円ちょうどいただきます。レシートはよろしいでしょうか」を合言葉のように受けながら、箸を取って席に着く。
ところがこの日は、合言葉が無い。
― あれっ、どうしたんだ。レジはいつもと同じお姉さんなんだが…。
なんか気まずい沈黙が数秒続いたあと、お姉さんが口を開いた。
「あの、お会計410円です」
見ると目の前にあるおにぎりの値札が130円になっていた。
― そうか、増税か…。
慌てて10円を追加したが、これが消費税増税なのかと実感した。
昼食後、近所のスーパーに寄って視察した。
普段、このスーパーで時々、弁当を買って会社で食べることがある。
よく買うのは498円のシャケ弁当(なんだかシャケばっかり食べてるみたいだナ)。
焼かれた大きな切り身のシャケがご飯に乗っていて、ご飯やその他のおかずも値段の割にはボリュームがあって食べ応えがある。
1,000円払って502円のお釣りにもお得感を感じる。
ところが、このシャケ弁当が513円に値上がりしていた。
― なるほど、これが増税か。
ついこの前、会社の昨年度の業績に対して消費税を支払ったが、このキャッシュアウトは金額的にもつらいものがある。
このまま景気の腰が折れなければ、消費税は来年10月から10%になるが、つまり今回支払った消費税の倍の金額を支払うことになる。この負担感は大きい。
これまであまり増税を意識してこなかったけれど、急に現実味を帯びてきた。
しばらく、のり弁当にしようかなぁ。
そんな問題じゃないか…。
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林 正寛 | ||