旅は続く。

旅は続く。

  2014/05/14  
     
 

電車のポスター広告にウルトラマンと仮面ライダーが載っていた。

 

きちんと見ていなかったので、なんの宣伝だったのか思い出せないが、おそらくどこかの遊園地での催し物だろう。

 

戦隊ヒーローものは今でも子供に人気があるのだろうか。

 

うちの子がまったく興味を持たなかったせいか、もう何十年も触れる機会がない。

 

私が子供だった時分が一番、戦隊ヒーローものが盛り上がった時期で、ウルトラマンや仮面ライダーは私も必死に見ていた。

 

ビデオも無い時代だ。一回限りの本番に心躍らせてテレビにかじりついていた。

 

しかし、この前見たポスター広告に映っていた歴代仮面ライダーたちの中で一番センターにいる仮面ライダーは、まったく仮面ライダーらしくないし、1号、2号とは似ても似つかない姿かたちである。

 

たぶんこの人が今、テレビで放映されている売り出し中の仮面ライダーなのだろうが、後ろに1号ライダーの姿が映っていなければ、仮面ライダーシリーズの人だとはとても気が付かないだろう。

 

武器をいっぱい持っていそうな感じで、見るからに派手である。

 

横のウルトラマンも同じで、仮面ライダーほどわからなくはないが、派手さは変わらない。

 

何年もシリーズを継続させていくためには、少しずつ、また時には思い切ったモデルチェンジが必要で、そうでないと「慣れ」からくる視聴者離れを食い止められないのだろう。

 

自然と派手になっていくのも首肯できる。

 

ストーリーはどうであろうか。昔はかなりシンプルだった。

 

決め技はライダーキックとスペシューム光線しかないけど、そこに持ち込むまでのまどろっこしさが、水戸黄門と同じでたまらなくよかった。

 

最初っから印籠を出しとけば、子供思いのおとっつぁんが悪い越後屋に切られることもなかったのに…。

 

 

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継続していくことの大変さを実感する。

 

イチローが積み上げた4,000本を超えるヒット数、「わくわくさん」が全国の幼稚園・保育所を訪ねて公演した5,000回を超える工作教室。

 

その偉大なる業績の凄さを改めて思い知らされる。

 

 

 

ブログを始めて530日目。この記事でようやく400件。

 

ずいぶん旅をしてきた気分だが、まだ船は港を出たところ。

旅は始まったばかりだった。

 

 

 
  林 正寛  
     
     

株式会社アスキット・プラス

 

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