先月行った廃棄作業。

対象は、賃貸マンションに一人暮らしする男性のお部屋で、オーナーさんルートのご依頼です。

２Ｋほどの間取のところにゴミが山積みされ、臭気もひどくて、近隣からはクレームも出ていました。

仕事柄、いろんな部屋を見てきましたが、今回の部屋は十分、トップ３にランクインされるほどです。

過去のケースでは、片付けができなくて、衣類や布団、化粧品、雑誌、新聞などのあらゆる生活雑品を部屋中にまき散らしている人がいましたが、今回のお部屋に比べれば序の口です。

また、放置した衣類が床から１メートルくらいまでの高さまで積み上がり、まるで積もった雪をかき分けるようにしなければ進むことさえできないようなお部屋に住んでおられた人もいましたが、今回に比べれば幕下クラスではないでしょうか。

片付けができない人でも、食べ残した弁当、ビールやジュースの飲み残しなどの生ゴミは、取り敢えずは、「キッチン」と呼ばれるスペースまで移動させて、そこで山積み状態になっていることがほとんどです。

つまり、部屋の中が、生ゴミとそうでないものに大雑把ながらも、分別されているのです。

しかし、今回の２Ｋは、なにもかもが部屋の中でシャッフルされ、山積みされていました。

ゴミでお部屋がパンパンに埋まっている状態で、掘っても掘っても奥から、底からゴミが溢れてきました。

２Ｋの間取としては異例の、２トントラック山盛り３杯の量でした。

まさに、「塵も積もれば山」