【破産管財】着物の売却。
2014/02/05 | ||
先日、破産管財事件において、着物を換価しました。
留袖、訪問着、帯など80点ほどあったでしょうか。
京都美術倶楽部が主催するオークションに出展し、どうにかこうにか値が付いたといった感じです。
破産管財事件においては、不動産をはじめ、絵画骨董品、人形、タンス、火災報知器、お酒など、破産者の方の業務や趣味に応じた様々なものを処理してきましたが、その中で換価性の低いものの一つが「着物(和服)類」です。
特に、仕立済みともなると、購入時とは比べものにならないくらい寂しい値段になってしまいます。
和服の文化も一部の限られた人だけのものになってしまい、普段、一般の人が着物に袖を通す機会は、冠婚葬祭以外ではほとんどなくなりました。
需要が少なければ、当然、値は下がりますが、それにしても、購入時の値段とのギャップの大きさには驚かされます。
今回は、帯類の保存状態が良く、比較的人気のあるデザインも含まれていたことから、思っていた金額以上では売れましたが、事前に相場を予想することは難しいです。
「着物」は、買取による換価は困難ですので「事前見積り」という対応は取りにくいのですが、何はともあれ、一度、アスキット・プラスにご相談ください。
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林 正寛 | ||