【相続財産管理】入札による宝飾品の売却。
2014/01/28 | ||
この度、相続財産管理人選任事件において、宝飾品類の売却成約に至りました。
相続財産管理に関する業務は、不動産や骨董品、絵画の換価を中心に、これまで何件も実績があります。
高齢化、核家族化などの影響もあるのでしょうか。相続財産管理の案件は少しずつ増えています。
しかし、今回ほどたくさんの宝飾品類が出てきたのは初めてで、ダイヤモンド、ルビー、エメラルドのリングやネックレスなどで30点ほどありました。
相続財産管理人の先生によれば、裁判所は1点、1点で競り売りを行い、それぞれで高い金額を付けたところへ売却するといった手順を希望していたようです。
ただ、さすがに1点あたりの金額はそれほど多額ではありませんし、1点ずつでは、品物ごとの相場の変動リスクを買取業者はもろにかぶるため、金額は伸びません。
30点のボリュームの中でリスクヘッジしながら、合計金額で入札させて競わせた方が高値を誘導できます。
すぐに、東京と大阪の複数の古物商に声を掛けました。
アスキット・プラスでも古物商の免許を持ってはいますが、アスキット・プラスの入札参加は、公平性を失することになりかねませんので、この場合、参加は見送りました。
宝飾品類の大半は、昭和50年代、60年代に販売購入されたもので、デザインがやや古く、所謂、“今風”ではありません。
その点で金額が伸びないのではと心配しましたが、最終的には、最高価格は想定していた金額を上回り、とても良好な結果となりました。
宝飾品の換価は、アスキット・プラスにお任せください。
|
||
林 正寛 | ||